２８日朝９時より、地域の環境保全会である「高棚環境向上委員会」による『点検・機能診断』が、２２名の役員・協力員のもとで行われました。

当町は約４００ｈａの広大な優良農地を抱え、そのうちの約３４０ｈａの農地のほか、排水路や農道が活動対象となっています。毎年この時期に点検・機能診断を行い、この１年から数年後にわたる改修予定カ所の選定と、改修の順位を計画します。今回は３名１組で７つのグループに分かれて、各担当エリアの改修が必要な箇所をチェックし、これをもとに小規模な修繕か、大規模改修（老朽化した排水路を全面的に改修など）かの判定に繋げます。

近年、突然の大雨やそれに伴う出水・洪水による、農業インフラの被害が深刻化しています。この被害の影響を最小限にするためにも、年一度の大規模点検だけでなく、日々の地道な点検活動も、地域の環境保全会に求められる重要な役割となっています。