日記(活動報告)

2025-04-07 21:56:00

安城市 徳川宗春と安城市の関係とは

週末の宗春おもち祭りが終わり、私の記事を見て「なぜ名古屋まで出向いて宗春の活動してるの?」との疑問を持たれる方もいます。確かにそう思われても仕方ありません。
宗春と安城市をつなげるものは「からくり人形」。江戸では第8代将軍の徳川吉宗が、質素・倹約令を出していたのに対して、宗春は開放政策として遊興や祭りを奨励しました。この頃から、高級な玩具とされた「座敷からくり」のほか、尾張の祭りで多く見られる「山車からくり」、からくり人形を使った見世物興業の「芝居からくり」といった、からくり人形の文化が発展しました。これらは「木製ロボット」ともいえ、現在の「モノつくり王国・愛知」の礎になったとされています。
このからくり人形の製作・修復を代々受け継いでいる、からくり人形師が「九代玉屋庄兵衛」氏です。安城市とも所縁があり、市内の古民家から発見された損傷の激しい「文字書き人形」を複製していただき、2012年の市制60周年の際にお披露目をしています。この文字書き人形は、「安城文字書き人形」を名付けられ、人形の口と腕の2つの筆で2文字を書き上げます。オリジナルが現存する、同種の文字書き人形は全国で2例しかないそうで、安城市指定有形民俗文化財でもあります。
からくり人形つながりで、宗春ロマン隊と九代玉屋庄兵衛後援会の一員として歴史を学び、観光資源の1つとして、安城文字書き人形の認知度を上げていきたい思いがあります。
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