日記(活動報告)
2025-06-29 22:05:00
安城市 自主防災会の避難所訓練が開催されました
29日朝9時より、地区の指定避難所となる高棚小学校の体育館において、高棚町自主防災会の避難所訓練が開催されました。対象者は昨年の班長で、今年度の班長は8月下旬の安否確認訓練と、12月の消火器や救急救命などの訓練を行います。
市の危機管理課よりお2人の講師を招いて、「段ボールベッド」と「マンホールトイレ用便座」の組立て・解体を2班に分かれて実施しました。「段ボールベッド」は組立てが簡単で強度もそこそこな反面、同じ大きさの段ボールやパーツ類が必要で、大きな課題として市の備蓄するベッド数が少ないこと。「マンホールトイレ用便座」は数が限られており、当自主防災会では簡易型の便座と簡易テントを別途、十数台備蓄しています。
訓練の最後に、備蓄倉庫とマンホールトイレ本体の確認を行いましたが、参加者の皆さまからは「マンホールトイレ本体の使用方法を誰も知らないので、こちらの訓練の方が重要では?」とのご意見が多数出ました。先の6月議会では、私がこの旨の一般質問を行い、先ずは市の公式ウェブサイト上に「マンホールトイレの水を溜めて流す使用方法」の動画を掲載することと、年2カ所ペースで指定避難所となる小学校でその訓練を行うとの市の答弁を得ています。一般の人にも使用可能とする必要があります。
今年1月には、30年以内の南海トラフ地震発生リスクが80%程度まで引き上げられました。大規模災害への備えが必要です。そのような状況の中で、本日の訓練に参加された昨年度班長と自主防災会役員、総勢70名余りの皆さま、お疲れさまでした。