日記(活動報告)

2022-12-02 21:45:00

安城市 石川喜平復元算額

石川喜平が実際に神社仏閣に納めたとされる、和算(現代の数学)の問題と解答を大きな絵馬の形にした『算額』について、既に消失した当時の木製の算額を陶器で復元した算額は存在します。高棚町内会では、石川喜平が明治用水開削測量開始して200年の特別事業として、木製での算額復元を試みました。
①『賽祠神算』(国立国会図書蔵)を基に基本図(案)を描く
②檜板にレーザー加工で図形の部分を刻む
③図形の彩色と書の部分を書き込み、額縁を施して完成
高棚町に在住の方々の合作により、半年ほどかけて2枚を完成させました。この算額には、問題、解き方および解答が記載されています。当方には正直、何が何だか解りませんが、当時の和算家が神社仏閣に納めた算額は、現代でも全国に約900枚ほど現存しているそうです。
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