日記(活動報告)
2023-04-01 23:55:00
安城市 もっと身近なインフラ整備①
私がインフラ整備で掲げる政策の1つ目に、『緊急車両の進入や火災延焼リスクの低減のため、狭あい道路の拡幅推進』があります。建築基準法では、家を建て替える際には道路中心から2m確保が必要です。
高棚町では平成に入った頃から、道路幅4m未満の建築基準法42条2項による『みなし道路(いわゆる2項道路)』については、道路中心から2m後退ではなく、『2.5m』後退の独自ルールを定めています。つまり5m道路を目指すものです。法的な拘束力はないため、当初は反対意見も多かったとか。しかしながら、現在では車両の車幅も広がり、4m道路幅ではすれ違うこともままならない状況です。当然、緊急車両の通行性も懸念されます。
高棚町の2.5m後退については、今では市の土木課・建築課でも『高棚方式、高棚ルール』として認知されており、同様に市内に拠点を置く行政書士事務所さんにも認知されています。結果、事前に住宅開発業者さんにもルール伝達されていることが多く、町内会での説明の手間が省けます。添付写真は後退前後の例で、後方家屋への車両衝突を防ぐため、反射板を仮設置しています。
先人の先見性や大胆な判断は、間違っていなかったと私は強く考えています(次回へ続く)。