日記(活動報告)
2023-04-09 09:38:00
安城市 もっと身近なインフラ整備②-2
前回の続きです。安城市が管理する橋梁は約500橋あり、その多くが橋長15m以下のコンクリート製(プレストレスト含む)です。さらに『完成年不明』が約300橋もあり、恐らく完成50年以上経過が多く含まれると考えます。
『予防保全』とは、大きなダメージを負って対処(=事後保全)ではなく、ダメージが小さいうち・ダメージを受ける前に対応することによって長寿命化・低コスト化を図るものです。通常、5年に1度の定期点検も目視が中心でしょうが、目視は個人差が生じたり、コンクリート内部のことまでは解りません。非破壊検査が必要となります。
地域の重要な道路橋、特に交通量の多い市道の橋梁については、橋桁とそれを支える橋台(および橋脚)への非破壊検査を含む予防保全をしっかり行い、万が一の災害でも通行機能を確保できるようにする必要があります。