日記(活動報告)

2023-08-11 10:01:00

安城市 カラスの捕獲檻

おはようございます。今朝久々に、昨年5月に設置したカラスの捕獲檻を確認へ。
カラスによる農作物への被害が年々深刻化する中、当町でも特に春の稲作時期に大きな被害が発生していました。どのような被害かと言いますと、水を張った田んぼで稲の苗がまだ小さい頃に、カラスが多い時には20~30羽で飛来し、次から次へ苗をついばんで行くのです。0.3~0.5haの田んぼが部分的、ひどい時には全域にわたって『丸裸』状態となります。
カラスが苗自体を食べることはないのですが、苗の根の部分に餌となるタニシなどが付いている可能性もあり、理由は定かではありません。しかし、地元営農組合の見解として『イタズラ説』もあるとのこと。困ったものです。
カラスの捕獲檻の効果は、最初こそ警戒してか全く捕獲できませんでしたが、次第に捕獲できるようになり、多い時には一度に10羽程度捕獲できることも。今現在は集団で飛来するカラスも余り多くなく、落ち着いています。
しかし、畑の農作物へはちょくちょく被害が出ているそうです。スイカやメロンといった人間が好きな野菜も好んで食べます。しかも、食べ頃を見極める能力も備えているようで、人間より先に味見してしまいます。
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