日記(活動報告)
2023-08-09 22:26:00
安城市 静清バイパス事故 事故調の記者発表
昨日8日のことですが、事故調査委員会の2回目の会合と、記者発表がありました。
判明してきた当時の状況として、「国土交通省静岡国道事務所が設置した事故調査委員会は8日、西側での橋桁降下作業中に当初の予定位置よりも約10センチ外側にずれて降下させていたことに作業員が気付き、調整装置で修正作業をしていた際に西側から落下したとみられる」とのこと。
さらに、「高さ1メートル余りの降下量のうち、約90センチ降下させた時点で、橋桁が外側に約10センチずれていることが分かり、~途中省略~ 内側に押そうとしたが、橋桁は動かず、操作をやり直すため一度ジャッキダウンし、再度持ち上げている途中に落下した可能性が高い」とも発表しています。
以前に私が記事にした、書き込み入り写真を再掲載しますが、「西側」とは左側でセッティングビームのある方です。右側の方にサンドルの塊が飛ばされ(押されて)落下していることから、左(西)側から橋桁が落下したことは想定内です。
2023-08-06 21:54:00
安城市 下菅池町内会の美化活動に参加
今朝8時より、下菅池町内会の美化活動に参加しました。下菅池町内会は5階建7棟からなる団地で、町内会加入率も少なく、かつ高齢化が進んでいる町内会で、同じ西部地区ということもあり時々応援に駆けつけています。
この季節は草が繁茂するスピードが速く、月1回の美化活動では除草が追いつきません。団地内の道路際や公共施設周辺といった目につきやすい所を中心に、草取りとゴミ拾いを行いました。
一方、気になっていた箇所として、団地側への隣地樹木の越境箇所があります。今年4月から民法改正により、越境枝木は越境された側で伐採可能となりました。とは言え、トラブルを避けるために所有者への事前通告が望ましいです。しかしながら調査した結果、樹木の有る土地の所有者がよく解りません。空き地ではない、こういったケースが一番困りものです。
全国の地方自治体が取り組む、空き地・空き家への対策も重要ですが、所有者・居住者のいる場合の草木繁茂によるトラブル対策も重要課題です。
2023-08-05 06:38:00
安城市 第70回安城七夕まつり始まる
8月4日から6日までの3日間、第70回安城七夕まつりが開催されます。コロナ禍で中止や縮小開催となっていましたが、4年ぶりに従来の規模での開催となります。
開幕セレモニーでは、三星市長の主催者挨拶に始り、ご来賓の皆さま、主催関係者、安城市と交流を行っている富山県砺波市から副市長、副議長、プリンセスチューリップの皆さまにもお越しいただきました。もちろん、七夕親善大使の皆さまの紹介も。酷暑の中での開幕セレモニーでしたが、時より吹き抜ける風が心地よかったです。
アンフォーレの願いごと広場には、市内の保育園・こども園、小・中学校、高校といった学校の皆さまより、願いごとが書かれた短冊が数多く寄せられ、七夕会場一帯は沢山の七夕の飾りつけと、屋台からのおいしそうな匂いで溢れていました。
夕方からは、同じく安城市と交流を行っている、矢作川水源の長野県根羽村の大久保村長をはじめ、村議会の皆さまと安城市議会との夕食会に参加し、安城七夕まつりの初日を終えました。
2023-08-03 20:05:00
安城市 静清バイパス事故現場 1か月ぶり通行規制解除
まずは私事ですが、先週の土曜日から月曜日にかけて3日間、北海道旅行へ行っていました。その写真掲載について内容が不適切では?というご指摘がありましたが、公務による視察研修ではなく、幼馴染・同年者により以前から計画していた、数年に1度の旅行会です。もっと明確にその旨を記載すべきでした。誤解を招いたことにお詫び申し上げます。
さて表題の件ですが、昨日、予定より半月ほど早く全面開通したとのことです。何しろ、静岡放送の報道映像を見ると、先月の28日に落下した橋桁の搬出が終わり、事故区間の車道・歩道は全面的に再舗装され、歩車道境界の防護柵は仮設置型のものに置き換わっています。突貫工事で復旧に携わった方々も大変だったことでしょう。現在、事故調査委員会の結果報告待ちで、それまでは同様の施工を行う工事が全てストップしています。ちなみに事故調査委員会の委員長の名古屋大学大学院 舘石 和雄教授は、私が橋梁メーカーに勤務していた時に、鋼橋関連の研究会で1年半ほどご一緒させていただきましたので、よく存じ上げております。舘石教授は事故調委員長就任時に、「早めに調査結果を出したい」とコメントされていましたが、時間をかけてでも、慎重な事故の原因究明を願いたいものです。
2023-08-02 08:09:00
安城市 第23回あいち境界シンポジウムに出席しました
8月1日の午後、第23回あいち境界シンポジウム出席のため、名古屋駅前のウインクあいちへ。
今年で関東大震災から100年となり、『どうする防災!』と題して、愛知県土地家屋調査士会が主催したシンポジウムです。県内の議員、役所関係者、士業の方々といった500人ほどの皆さまが出席されました。
第1部の基調講演者は、福和信夫名古屋大学名誉教授。日本の歴史の中で、大震災の後には時代が大きく変わる出来事があったことや、災害に強いまちづくりには何が必要かを軽快な語り口で講演いただき、非常に解りやすかったです。
第2部は、国交省中部地方整備局より大島氏、中部大学の松山准教授、名古屋市より森下氏をパネリストに迎え、パネルディスカッション。中でも『狭あい道路・老朽木造住宅密集地区の解消』に向けた取り組みが紹介され、まさに私自身が取り組んでいる、狭あい道路解消の事例も紹介されており、狭あい道路・老朽木造住宅密集は防災面でも、大きな弱点となることを改めて認識させられました。境界(杭)は、街区形成と災害に強いまちづくりに深く関係していることが良く解りました。
初めて出席したシンポジウムでしたが、進行もスムーズで、愛知県土地家屋調査士会の積極的な取り組みも解り、来年も是非出席したいと考えています。